工場見学レポート:バートラム450
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玄関のドアー頭上に、あの誇り高きアメリカンイーグルが、そして星条旗を中心に各国の国旗が翻っている。 |
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さすがアメリカ、入り口には監視カメラとオートロック式ドアーが設置され、事前のアポ無しではとても入れる雰囲気ではない。
インターホン越しに優しそうな女性の声。用件を伝えると、ドアーが開けられた。
エレベーターの上階で降りるとすぐ受付。先ほどのインターホンの声の主が微笑みながら待っていた。
バートラム社の伝統と歴史を物語る落ち着いた優雅な雰囲気の女性である。
残念ながら工場内は撮影禁止で、みなさんにこの女性を写真でご紹介できない。残念だなー。 |
これぞニュータイプ450
堂々たるフォルムは国産50フィート艇を軽く凌駕する。
伝統の屈強さと男性的なスタイル、磨きをかけたディーテイル、そしてもっとも驚くべきは、フェレッティー社の
ノウハウをふんだんに生かした豪華なインテリアとキャビンレイアウトだ。 |
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すべての造作と装備品に、きびしい世界基準を悠々とクリアーする工夫がうかがえる。
作る環境が違うからと言ってしまえばそれまでだが、我が国の1億円を軽くオーバーする遊漁船のようなカスタムボートとは、
情けないぐらの違いがある。
なにもバートラムだけではない。バイキングもカボーもティアラもハトラスもみんなすばらしいし、
さらにその上にはライボビッチやデイビスなどのカスタムボートが君臨している。
バートラム45標準装備艇の工場出荷価格は約90万ドルとのこと。 |